初代店主/川井タマにより、東京新橋に高級料亭「川本屋」の屋号にて創業。
2代目店主川井太郎吉は、横浜港近くで商業の拠点となっていた
横浜・伊勢佐木町にてお茶・鰹節・海苔の専門店として創業開業する。
関東大震災により伊勢佐木町地区も被害を受けるが、すぐに営業再開。
川井太郎吉は英語が堪能で横浜港での貿易も手掛ける。
「合名会社 川本屋商店」として法人化し事業を広げる。
横浜大空襲により伊勢佐木町地区も焼け野原となり、川本屋も焼けるものの、
街復興のため川井太郎吉は尽力し、川本屋も同地にすぐさま営業を再開する。
川井宗太郎が三代目店主となる。
横浜市内の結婚式場や中華街を中心に引き出物業者として外相部門の強化を
図り、営業展開する。また、伊勢佐木町商店街の理事として街の発展に尽くす。
現住所に自社ビル「シティメゾン川本」が完成。
横浜商工会議所より「横浜優良小売店舗」の表彰を受ける。
川井明が四代目店主となる。
仏事関連事業に力を入れて冠婚葬祭業者として事業展開を図る。
自社サイトにて通信販売事業を開始。
創業明治年間 川本屋商店
五代目店主 川井 秀昭
私ども川本屋は1897年(明治30年)新橋にて初代店主川井タマ岡本ナベにより屋号「川本屋」を創業致しました。
その後、1910年(明治43年)に横浜伊勢佐木町にて2代目店主川井太郎吉が、鰹節や砂糖、お茶などの乾物屋を創業し、100余年同地におきまして商いを続けてさせていただいております。
現在に至るまで、関東大震災、横浜大空襲を経験し、その度復興をしながら時代に沿った商売に挑戦してまいりました。
私どもはお客様へお茶を通じて体の健康と生活に癒しをご提案し、急須で入れる「日本茶」という文化が持つ素晴らしさを国内・国外は勿論、未来に伝えていきたいと願っております。
そのため、現在食の安全・安心がより一層求められる時代の中で、我々は「安心」「安全」をモットーに、本全国の生産者の方々とより一層の信頼関係を築き、当店でご用命頂きましたすべてのお客様に、川本屋で買い物をして本当に良かったと思って頂けるよう、商品を提供し続けてまいります。
日本文化である日本茶・鰹節などの伝統製法を継承していきながら、川本屋らしさを大切に、自社ブランド「横濱いせぶらパウンド」や国産にこだわった「オリジナル健康茶」などの新しい挑戦へと試み、それを地域の方々は勿論、日本全国、そして海外のお客様にもお届けして参りたく存じます。
お近くにいらしたら是非実店舗にもお気軽にお立ち寄りくださいませ。心よりお待ち申し上げます。